こんにちは、Farm to Tableつくば編集部です。
つくばのおいしい野菜づくりの秘密を知るため、「YAGIファーマーズCLUB」の柳橋さんにお話を伺いました。
「おいしい!」と言ってもらえる野菜を作りたい、という思いから農業を始めたという柳橋さん。
なるべく化学肥料を使わず、良質な有機肥料を使った土づくりが柳橋さんのこだわり。
有機肥料を使うと甘くておいしい野菜が育つものの、肥料をまく頻度が高く手間がかかるそうです。除草剤も使用しないため、除草作業も大変とのこと。
柳橋さんは、大企業を早期退職して地元つくばで農業を始めた当初から生協の「パルシルテム」に野菜を提供しています。
「パルシステム」のメッセージメモで、「おいしかった!」という感想を書いて送ってもらえることが何より嬉しいと顔をほころばせます。
季節に合わせて、ネギや白菜、ほうれん草、里芋など、たくさんの種類の野菜を育てている柳橋さん。
新たな作物を作り始める際は、その道のプロに徹底的に作り方を教わっているそうです。一つの作物の作り方をモノにするのに5年はかかるとか。
また、柳橋さんは、新規就農者の研修を行っています。独立していった研修生は、なんと15名!
独立後ももちろん交流は続き、元研修生から新しい取り組みを教わることも多いのだそうです。
「農業は難しくて奥深い。でもそこがおもしろい。」と話す柳橋さんの学びは、これからもずっと続きそうですね。
そんな柳橋さんのもとで、つくば市の地産地消の取り組みの一つである「農業サポーター制度」を利用して、農業ボランティア(「農業サポーター」)を体験した記事はこちら。
柳橋さんが育てた、おいしく安心・安全な野菜は、主に「パスシステム」へ提供されますが、直売所「わくわく広場 つくばクレオスクエアキュート店」でも購入できます。
みなさまもぜひお試しください。
【基本データ】
合)YAGIファーマーズCLUB 代表 柳橋 成一